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水銀が体にたまっていく・・・ その2

おもてなしの街、銀座でロハスな歯科を目指す!

大山歯科クリニック 院長より

昨日の水銀の話 つづきです。

アマルガムとは何ぞや?

その前に、もう少し水銀について基礎的なお話です。

水銀は簡単に言うと、有機水銀と無機水銀に分けられます。

有機水銀は体内に取り込まれやすく、水俣病を引き起こした特に為害作用の強いメチル水銀などがこれにあたります。

無機水銀は消化管からは取り込みにくく、水銀蒸気などでなければ体にはさほど影響がないとされてきました。歯科用のアマルガムはこの無機水銀ですので体には害がないものとして長年むし歯の治療に使われてきました。

歯科用のアマルガムは、金属でありながら常温で液状、しかも時間がたてば硬化するといった、むし歯の詰め物としては非常に使いやすく、耐久性の高い材料でした。そのため、一時期はむし歯治療の主役として確固たる地位を築いていました。

しかし水銀を扱うことによる環境汚染の危険もありますし、いくら無機水銀であれ唾液に溶出した水銀が体にどのような影響を与えていくかは不明ですので、歯科界でもアマルガム離れは進み、今では製品化されていません。水銀の変わりにガリウムを使用したアマルガムもありますが、日本ではあまり使われていないようです。

無機水銀であろうと、腸内細菌により一部が有機水銀になり吸収されるといった可能性もいわれています。

微量でもだんだんと蓄積されていきますので、できる限り危険性のあるものは避けたほうが良いというのが私の考えです。今では代わりになる良い材料がありますので除去していくのが得策と思います。

実は水銀の摂取の危険性は、食べ物などのほかに、色々なところに潜んでします。たとえば三種混合ワクチンにも保存料として含まれていたり、化粧品に含まれていたりして話題になりましたが、自分の口の中に水銀が入っていると気づいていない方も多いと思います。

水銀の貯蔵庫が自分の口の中にあったなんて!

奈良の大仏の金メッキに使われたアマルガムの水銀蒸気により水銀中毒で倒れていった職人達は、皆 ”たたりだ” と恐れていたそうです。

”触らぬ神に祟りなし”

やはり除去することをお勧めします。

今風に言えば ”デトックス” です。