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医療法人社団綴理会 大山歯科クリニック

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3DSセミナー

こんにちは!

歯科衛生士の沼田です。

鶴見大学教授花田信弘先生の2日目の3DSセミナーでは主に食文化や栄養学についてでした。

 

 

 

 
私たちが生きていくには欠かせない物の中に「食」があります。ただ病気の原因の1つが食文化にあり、食のバランスの偏りにより病気を引き起こしたり、悪化させるリスクファクターであることが分かってきました。

むし歯は三大栄養素の炭水化物、脂質、たんぱく質の中で炭水化物の過剰摂取で、そして歯周病は五大栄養素であるビタミン、ミネラルなどの抗酸化物質が不足することで惹き起こされやすくなります。
現代の食事は実は低栄養であり特にたんぱく質不足で、たんぱく質低栄養状態になると免疫細胞を作る材料が減り肺炎や結核にかかりやすくなるそうです。

それでは歯を守るためにどんな食生活を心がけていけば良いのでしょうか?

75歳高齢者235名(男性121名、女性114名)の追跡研究の結果、脂肪酸の中でも飽和脂肪酸を多く摂取すると歯周病の進行を早め、不飽和脂肪酸を摂取しないと歯周病リスクは約1.5倍も高くなることが分かりました。

不飽和脂肪酸を多く取れば歯周病を予防できるのか…?

体内で生成することのできない必須脂肪酸の1つで不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸は、えごま油(しそ油)、亜麻仁油、イワシ、サンマなのどの青魚の油などから摂取でき、抗炎症作用があり歯周病の予防をすることができます。

同じ不飽和脂肪酸でも、オメガ6脂肪酸(ゴマ油、コーン油、アーモンド油に含まれる)の過剰摂取は炎症性疾患の危険因子となる可能性があり、現代人の多くは食生活の欧米化でオメガ6脂肪酸の摂取過多傾向にあります。

オメガ3脂肪酸は成人で1日1.6~2.4g程度摂取することでがんの発生や増殖を抑えたり、アレルギーや炎症性疾患を抑えたりと色々な働きがあります。

日々の食生活の改善や生活習慣を見直してリスクファクターを減らし、全身の健康状態をと整えていくことが大切です。

私たち歯科衛生士は口腔だけではなく、全身的に様々な観点から健康に寄与し、予防歯科を行っていく必要性があることを2日間を通してしっかりと学ぶことが出来ました。